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【ギターソロはロックの華】ギターソロのカッコ良いロックの名盤を紹介

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ローリング・ストーンズ『ブルー&ロンサム』~ミック、キース、ロニーのブルースへの深い思いが溢れた会心作

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製作日数3日!の11年ぶりのスタジオ・アルバム『Blue&Lonesome』

2005年にリリースされた『A Bigger Bang』以来となる
The Rolling Stonesのニューアルバム
『ブルー&ロンサム』をレビューします。

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今作の話題としては「制作日数が3日!」、「全曲がブルースのカバー」、
「エリッククラプトンが2曲で客演」の3つのポイントが上げられます。

アルバムの収録曲とオリジナルのミュージシャンは?

『Blue&Lonesome』は全12曲収録。
セットリストは以下の通りになります。

1、 ジャスト・ユア・フール(Just Your Fool)
2、 コミット・ア・クライム(Commit A Crime)
3、 ブルー・アンド・ロンサム(Blue And Lonesome)
4、 オール・オブ・ユア・ラヴ(All Of Your Love)
5、 アイ・ガッタ・ゴー(I Gotta Go)
6、 エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング
(Everybody Knows About My Good Thing)
7、 ライド・エム・オン・ダウン(Ride ‘Em On Down)
8、 ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー(Hate To See You Go)
9、 フー・ドゥ-・ブルース(Hoo Doo Blues)
10、リトル・レイン(Little Rain)
11、ジャスト・ライク・アイ・トリート・ユー
(Just Like I Treat You)
12、アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー
(I Can’t Quit You Baby)

かなり古いブルースナンバーのカバーというよりは
ミックやキース、ロンが10代のころに親しんでいた
ミュージシャンの曲が取り上げられてます。

特に注目なのはアルバムタイトル曲の「ブルーアンドロンサム」の他に
アルバムトップを飾る「ジャスト・ユア・フール」と
「ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー」の
計3曲、ブルースハープ(ハーモニカ)奏者の
リトルウォルターの楽曲である、という事でしょう。

「3日で製作」という事がクローズアップされてますが
選曲を見ると単にジャムセッションをレコーディングしたのではなく、
しっかりとコンセプトを立てて
製作されたアルバムであることが伺えます。

単なるブルースカバー集ではなくバラエティに富んだ曲調になっている所にも注目!

「ブルース」という音楽の基本的なフォームは、
トニック、サブドミナント、ドミナントの3つの
コードを使い1コーラスが12小節で完結する、というパターンですが
ストーンズの新作『Blue&Lonesome』は
1コーラスが8小節で完結する曲であったり、
1コードで進行する曲などが収録されてます。
また、リズムパターンも3連、シャッフル、8分の6拍子、2ビート等、
バリエーションに富んでいるので
様々なタイプのブルースが楽しめます。

さらに、基本的なアレンジはオリジナルバージョンの
アレンジをほぼ忠実に再現。

例えば1コーラスが8小節の「Just Your Fool」のイントロは
オリジナルのLittle Walterのバージン同様に
ベーシックな12小節1コーラスのコード進行になってます。

ここら辺は、ストーンズのメンバーであるミック・ジャガー、
キース・リチャーズ、ロン・ウッドの
ブルースに対する深い想いの現れといえるかもしれませんね。
(もう一人のメンバーであるドラムのチャーリー・ワッツの
音楽のルーツはジャズ)

アルバムに華を加えるエリッククラプトンの渋めのギタープレイ

上記のように聴き込んでいくと、このアルバムはかなり
入念に作りこまれてるんじゃないかと思えてきます。

クラプトンがこのアルバムに参加しているのも
アルバムに「フック」を利かせるための
プロデュースのように思います。

クラプトンが参加しているのは
「エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング」
(オリジナルはリトル・ジョニー・テイラー)と
「アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー 」
(オリジナルはオーティス・ラッシュ)の2曲。

「アイ・キャント~」はレッド・ツエッペリンが
ファーストアルバムで取り上げているので
ロックファンにもおなじみの曲で、
オーティス・ラッシュとクラプトンといえば
クラプトンがブルースブレイカーズ時代にラッシュの
「オール・ユア・ラブ」を取り上げていたことが
思い出されます。

このアルバムでのクラプトンのプレィはいつもの
「クラプトン節」ではなく、
どちらかといえばオーソドックスなブルースギター。
タメの効いた渋いソロがメチャカッコ良いです。


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-エリッククラプトン, キースリチャーズ, ロンウッド, ローリングストーンズ

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